Visions session vol.4 松村佳依さん 講演レポート(後編)

失ったものと、得たもの。

 

衝撃だと思うんですけれど、お付き合いしていて結婚しようとしていた彼が、既婚者であることが発覚したんです。私、彼にずっと騙されていたんですよ。

今は普通に話せるようになりましたが、その時本当にショックでした。自分が一生かけて大切にしようと思っていた人に、そもそもずっと騙されていたんだな、とか。子どもはどうしよう、とか。予約した結婚式場どうするんだろう、とか。そもそも会社を経営しているのに私が抜けたらどうなるんだろう、とか。東京でシングルマザーとしてやっていけるんだろうか、とか。結婚を報告していた友人になんて言おうか、とか。今後別のひとと出会って結婚することできるかな、とか。課題が山積みで、かつ「人とのつながりを大切にしたい」という思いを持って事業をしている自分が、一番大切な人から裏切られているなんて、なんて愚かで滑稽なんだ、という気持ちがすごくあって。何もできなくなりました。睡眠と食事がやっとという感じになっちゃって。

それで、東京にいたんですけど、会社を別の人に引き継いで、地元の神戸に帰ってきたんです。自分が大切に育ててきた会社を手放すのはいやでした。しかし完全に自分の機能が停止してしまい、働けなくなってしまったんです。それだと関係者やお客様に迷惑をかけてしまうので、別の方へ引き継ぎをしました。それ以外は実家でひっそりと暮らしているという状態になりました。

そこから光が見えたのは、子どもが生まれてきてくれたときです。もともと子どもが大好き!というタイプではなかったので、出産が正直楽しみにできなくて、この子をどうやって育てていこう、とか、愛しいと思えるのかな、とか、不安がいっぱいでした。でも、生まれてきた子を見たら、もうその子が可愛くて可愛くてしょうがなくて。それから、少しずつ生活が明るくなっていきました。

その子が、一生懸命生きているんです。最初は目が開かなくて、泣くしかない。意思疎通の手段がないし、一生懸命動いて生きているんですけれど、それを見ていて、ああ、なんか生きてくれているだけで嬉しいな、って。ここに存在してくれているだけで、呼吸をしてくれているだけで、私めちゃくちゃハッピーだな、と思ったんです。

 

あるとき、子どもを連れて出かけていて、どうしても5分だけその場を離れないといけない時に、ある人(大学生)に数分子どもを預けたんです。その時にたまたま子どもがウンチをしちゃった。おむつからダダ漏れで、預かってくれた大学生もどうしたらいいかわからず焦っちゃって、子どもも泣いていて。私が戻った時に、「ああ、すみません!」と言ったら、全然見知らぬ人が素手で子どものお尻を洗ってくれていたんです。その周りにも人が群がって、全員で「この子を助けよう!」という感じになっていて。子どもを洗ってくれてる方もいれば、あやしてくれてる方もいれば、ティッシュを差し出してくれる方、「赤ちゃん 泣き止む」と調べてYouTubeで動画を見せてくれる方 (笑) などがいました。全員、その日初めてお会いした方です。

それを見て、私は「本当にすみません!」という気持ちなのですが、みんなめっちゃ嬉しそうなんです。すごく喜んで、「この子をあやしたい」みたいな感じで。全然知らない子のウンチまみれのお尻を素手で洗っているのに、何故この人は嬉しそうなんだろう、と。私の「すいません」の声なんて聞こえていなくて、むしろ「私は嬉しい!」みたいな感じでみんなが笑っていました。

その時思ったのは、「人って存在するだけで、生きているだけでこんなに素晴らしいんだな」ということ。そしてそれは、自分自身や周りの人についても同じだな、と思うようになりました。赤ちゃんはか弱いのでその価値を感じやすいですが、大人も生きているだけですごいことだし、奇跡の連続が重なって生まれてきたのだし、こういう過程を経て大人になっている。存在しているだけで、生きているだけで、こんなに幸せで素晴らしいんだな、とその情景が教えてくれたんです。

 

新たに芽生えた意志と、2度目の起業。

その頃、私はめちゃくちゃ凹んでいたし、自分に自信もなく、過去を悔やんでいたけど、

実はそもそも生きているだけで素晴らしいな、今こうして愛しい子供と一緒に過ごしていられるのって幸せだな、と感じるようになっていきました。

今後仕事をどうしていこうか、何も決めていなかったのですが、ゆっくり考えて芽生えた意志が、まず「地元でやりたいな」ということ。東京に住んでいて、ずっとそこにいると思っていたけれど、地元に戻ってなんていい街なんだろうと思って。空気が澄んでいたり、歩いているだけで懐かしく感じたり、そういうのがすごく愛おしいな、と感じるようになって、地元でやりたいなと思うようになりました。

もう1つは、「もっと多くの人を大喜びさせたい」ということ。そもそも、人を喜ばせたいと思って、結婚式のプロデュースをメインにしていたんですが、その人たちを大喜びさせることはもうできるようになったな、と思うようになったんです。しかしまだ数十組のお客様だけにしか提供していなくて、数として少ないなと思いました。もっといろんな人の人生に入らせてもらって、その人のつながりを深くできるような自分になりたい、もっと数多くの方を喜ばせたい、という意志が芽生えました。さらに、「息子との時間を最も大切にした働き方をしたい」とも感じていました。

なので、神戸で新しく団体を立ち上げようと考え、昨年設立しました。その団体のビジョンは、「愛し愛される体験を増やし、あたたかい社会をつくる」です。前半部分は以前の会社の時にもあったのですが、「社会」という部分が新たに追加され、アップデートされました。そして、今やっている事業が、「おくりもの写真展」というサービス。写真展という、空間のプレゼントです。

例えば、娘さんがご両親の結婚記念日にプレゼントした写真展の事例をご紹介します。愛知で創業80年以上続く宝石店で、お父さんが社長、お母さんが専務で、ずっと忙しく働いてこられていて。しかしご両親は「忙しくてあまり時間を共にできなかった。もっと息子や娘に何かできたんじゃないか」と思っていらしたんです。その思いを写真展で変えよう、と思ってコンセプトを定めました。

それが、「2人が働いている姿を見て、私たちはこんな価値観を持って、こんな仕事を選んで、今めちゃくちゃ幸せに過ごしています。だから、仕事をしてくれていたことに感謝しています」と伝えること。写真展全体を通して、仕事をしていたことはマイナスではなく、子どもたちに沢山のプラスをもたらしたと伝えました。

そのほかにもいろんな使い方をしていただいていて。旦那さんから出産した奥さまへ、自宅を写真展にしておくったケースです。出産したら1週間程度入院をするのですが、その期間中に自宅全体を写真展にして、帰ってきてドア開けたら自宅が様変わりしている!といった具合です。

今度Visions LOUNGEでも、大学卒業のタイミングで就職し親元を離れる学生さんから、親御さんに感謝を伝える写真展を開催します。

おくりもの写真展は、こんな風に、写真展を通して誰かに愛や感謝を伝えるサービスです。もうすぐ「おくりものブック」というサービスもリリースします。写真展の本バージョン。だれでも大切な方へ向けて本をつくることができます。写真展を実施したいけれど、工数やお金をかけられない人にも使っていただきたいなと思っています。

これからもいろんなサービスを開発していきたいと思っていて。それはなぜかというと、今掲げているビジョンが「愛し愛される体験を増やし、あたたかい社会をつくる」だからです。結婚式を贈るサービスでも、写真展を贈るというサービスでも、愛し愛される体験を増やすことはできますが、その規模を大きくして、社会に愛が浸透する、というところまでやりたいなと思っています。今のおくりもの写真展やおくりものブックもサービス自体は素晴らしいですが、それだけでは足りないと思っているので、試行錯誤して、もっともっと広げて使ってもらいたいな、結果社会が変わるというムーブメントを神戸から起こしたいな、と考えているところです。

というのが、今社会人8年目の私の仕事の内容です。

 

志が真ん中にあるから、ビジネスとしての成功に囚われない。

―大学以前の話を聞いていて、「やって、成果が出るから、面白い」という共通点があるなと感じたのですが、起業してからのモチベーションはどこにあるのですか?

2つあるかなと思うんですけれど、1つは、志が実現された時がめちゃくちゃ嬉しいということ。人を喜ばせることをしたいと思って始めて、サービスを開発して、お客様に出会って、届けて、みんなが大喜びしている空間を見て、、志が実現している瞬間がめちゃくちゃ嬉しい。

もう1つは、起業していると、いろんな経営者の方と知り合うんです。それがめちゃくちゃ楽しいというのはあって。自分が想像を絶する経験をしている方もたくさんいて、そう言った方々とフランクに話せるのが楽しいです。私は必ずしも起業を勧めてはいないのですが、これだけ多くの経営者に会えるというのは起業家の特権だなと思います。

その2つが楽しくて、今は楽しすぎてやめられないという感じです。この感覚とか、達成感、目の前でそういう情景が広がるのとかがすごく好きで。これが起業した友人が感じていたことで、キラキラしているなというのを、自分も今感じているんだな、と思っています。

 

―起業してやりたいと思ったことを続けられているのがすごいなと思ったのですが、それを実現できている、自分自身の強みはどういうところだと思いますか?

みんなが思っているほど、私ってすごくなくて。例えば、おくりもの写真展というサービスは全然利益が上がっていなくて、1件売っても、原価などを引いたら赤字になることもあるんです。普通の起業家だとその事業をやめよう、となるのですが、私は「企業を成功に導く」という志ではなく、「人を喜ばせる」という志を持っているので、そのサービスをやめない。代わりに、サービスを継続させるために他で補おうという発想になるんです。もちろんそのサービスで利益が上がることが理想ですが、それができないなら他で頑張ればいいじゃん、という感じなので。例えば、映像制作のお手伝いをしたり、他社の新人育成を手伝ったり。そこで収益を稼いで、なんとか継続できるようにして、自分が一番やりたいことをやる、という風にしています。

なので、全然大したことはなくて、いままでの売上も数千万とか数百万のレベルで、サラリーマンの年収と変わらないくらい。私はスキルがある、経営者としてピカイチ!というのは全然思っていなくて、経営者として成功したいとも思っていない。ただ自分の志を実現したいと思っています。そのためにどういうサービスをやりたいか、そのサービスで収益があげられないならば、どのようにしたら継続できるか、というのをフラットに考えてやっています。

だから、理想像に縛られないということですかね。普通の起業家だと、儲かる事業だけで回すと思います。そっちの方がスタンダードだと思います。でも、別に自分はそれだけで回してなくてもハッピーな状態がつくれる、なぜなら志が一番大事だから。というふうに考えています。

 

―起業=ビジネスとして成功させる、というイメージを持って挑戦する人が多いイメージなのですが、そうではなく、自分の志を達成させるための手段として起業したということなのですね。

そうです。なので、起業よりも自営業みたいなイメージに近いかもしれないです。この会社をめっちゃ成長させて、上場したい、何億円も売りたい、というのは私自身考えていなくて。むしろ、息子との時間を一番大切にしながら、自分もやりたいことをしてお客様に大喜びしていただきたいと考えていて、今も朝の10時から昼15時までしか働いていません。そういう意味では、あまり起業家らしくはないのかもしれないです。

 

志は、アップデートされていく。

私の志の変遷をまとめると、こんな感じです。

社会に出て、22歳でリクルートに就職した時は、「やりたいことは特にないです、社風で選びました」という状態でした。それが、飲み会で感じた違和感をきっかけに25歳の時に「人を喜ばせることをしたい」という志が生まれ、友人の楽しそうな姿を見ていて「起業もいいな」と思うようになりました。そこから1社目の会社をつくりますが、トラブルがあり、一度休みます。そこから、今は2つ目の「世の中に愛の波紋を広げる」という意味を込めた「ハモン」という団体をつくり、「もっと多くの人を喜ばせたい」「地元でやりたい」「息子との時間を最も大切にした働き方をしたい」という意志を持ちながら働いています。

今日私が最も伝えたいことがあって。まず、「志はアップデートされていく」ということです。私は最初、やりたいことがなくて困っていました。「どうしたらいいですか」と先輩にも相談していましたし、やりたいことがある友人を見て羨ましいなと思っていました。でも、自分もいろいろなことを経験して、日々感じたことをもとに、やりたいことができてきました。それがさらにアップデートされていくな、というのをこれまで感じています。

もっと言うと、私なんてまだまだ甘ちゃんで。仕事なんて60歳とか、100歳までやるのかもしれないですよね。もっともっとこれから、どんどんアップデートされていくんだなと思っています。将来の自分から見たら今の自分の志はちっぽけなのかもしれない。

だから、みなさんにお伝えしたいのが、高い志を目指そうとしないこと。高い志ではなく、自分らしい志を持って欲しいなと思います。社会を変える!とか、医者になる!といった、社会的に良いこと、素晴らしいことって素敵なんですが、それを本心で思っていないならば、志にはしないで欲しいです。

私もなかなか自分の志が見つからないタイプだったので、よく架空のことをつくって言ったりしていました。でも、その中で最も邪魔だったのが、「他人主語」と「プライド」です。他人主語というのがめちゃくちゃ危険で、世間一般で良いとされていることをなんとなく自分の志だと思ってしまうんですよね。高い志がいいとか、起業がいいとか、大企業がいいとか。世代が違う方の意見とかも、なんとなくそうなのかな、と思ってしまったりしませんか?親の意見も。それをもとに志をつくって、自分に思い込ませてしまうと、何かがあった時に動けなくなってしまうんです。

私はこれまで順風満帆だったかみたいに話していますが、実はめちゃくちゃいっぱい失敗しています。詐欺にあって600万円失ったり、一緒に事業を始めた人が辞めちゃったり、不真面目な従業員にやめてほしいと伝えなきゃいけなかったり。プライベートでも先ほど話したようなことがありましたし。本当にしんどいな、取り返しがつかないな、どうしよう、ということをたくさん経験しているのですが、そんな時、偽りの志だとそこでストップしてしまうんです。それがすごく危なくて。大変な目に遭っていても、でもやっぱりこれをやりたいな、もう一回頑張ってみたい、と思えるような志がいい。だから、無理に高い志や、他人が良いと言っている志を当てはめて掲げるのではなく、自分らしい志を見つけて欲しいです。

もう一つが、プライド。私もプライドが高い方で、自分にやりたいことがない、ということを最初は受け入れられなかったんですけれど。本当に自分の心、感覚に聞いてみて、そこに自分の志がないからといって、それを何かで埋めようとしない。自分を高く見せようとしたりとかは、絶対にやらないほうがいいです。その後痛い目を見るのは自分なので。

 

見つからない時は、「なんとなく」のままでいい。

じゃあ見つからない場合はどうしたらいいの?というところですが、「なんとなく」でいいと思っています。なんとなくこの領域が好きなんだよね、なんとなくこれが嬉しいんだよな、なんとなくこれは嫌いなんだよな、なんとなくこれめっちゃ素敵じゃない、なんとなく自分はこんな特徴があるな、っていうので最初は全然良くて。明確なものがなくても、「なんとなくやってみたい」というだけで進んで良いと思っていて、だってそこで押し殺してしまったら何の変化も起こらないですよね。そういう積み重ね、行動の仕方で良いと思っていて、そうすると自然と志がアップデートされていきます。

ぜひ、「なんとなく」を否定せずに「こうかな、こうかな」という感じで探していくことをオススメします。考えるのをやめる、サボっているというのは違うと思うのですが、すごく考えていても明確にならない、というときはなんとなくでいいと思っていて。

なんとなくでほんわりさせているからこそ得られるものってあると思っています。例えば、私もリクルートで働いていた時に、自分のやりたいことがないと思っていたからこそ、起業した友達から影響を受けて自分も起業という道を選択したと思うんです。その時に明確に「私はこれがやりたい」と思っていたら、影響を受けていないと思うんです。なので、「なんとなくなんだよな、まだ明確にはわかっていないんだけど」という状態が、次の道への選択のしやすさになると思っています。それに、意志を明確にもつことは、それだけ選択を絞ることであります。見つからない場合は、無理に意志を持つのではなくその状態であることをある意味楽しみながら、こんな刺激があったなとか、私はこういうのが好きかもな、をやって、「もしかしてこっちかもな」と思ったらその方向に進んでみる。それこそが近道だな、と私は感じています。

考えていないということではなく、自分で意志を持って、「なんとなくこの状態、なんとなくこういうこと」という形でつくっていくことを、私はとてもオススメしています。

 

―自分の幸せを絞るということは怖くないのですか?

私は今「怖くない」と思ったのですが、なぜかというと、「大幅な進路変更OK」と思っているからです。

例えば、私は今のところ志がつながっているのですが、ある意味、全然違う志が入ってきてもいいなと思っています。あまり人に話していませんが、実はもう一つやりたいと思っていることがあって、「自給自足を体験できる施設をつくりたい」と考えていて。オーストラリアでの経験から学んだのですが、自給自足というのは究極の生活になるので、自分のことを見直す良い機会になるんです。それをいろんな人に提供する施設をつくりたいなと思っていて。最近デュアルライフなども流行っていますが、それを自分もやりたい。今の所それは実現していないのですが、今の志が満たされたらきっと切り替わるんだろうと思っています。

今はこれに絞っているけれど、人生長い目で見て、今かなと思う時が来たら他の志を実現したらいいや、と考えています。なので、今の所、一番やりたいのは今ハモンでやっていることだなと思っていて、そこにすごく納得感がある。いろんな経験をして見つけて、一番自分らしい時間だなと感じているので、今はこれに絞って素直に取り組めているけれど、そうじゃない自分の意志が出てきたときは、ガラっと進路変更をしたらいい。転職も、結婚も、海外に行くのもアリだと思っています。

 

―人生では選択と集中が大事だと思うのですが、それについてどう考えていますか?

自分の志を見つけたら、とにかく集中することが大切だなと思っていて。情報の選択と集中について話すと、今、目にする情報ってめちゃくちゃいっぱいありますよね。1日に2時間スマホを触っているとして、そのうち自分が本当に見たい情報と、全然見たくない情報が絶対混ざっていると思います。そこを、選択と集中してほしいと思っていて。

私は、twitterやInstagramでフォローしているのは数十人くらいしかいません。知り合い全員をフォローすると数百人になるんですが、興味がない人の情報を見ても、特に何もならないんです。仲良い友達もフォローしていません。友達は大切にしていますが、毎日その友達の情報に触れる意味もないなと思っています。そこで不要な情報が入ってきて、思考の邪魔をしてしまったり、本当に見たいものが見えなくなってしまったりするので。今、溢れる情報がある中で、それをちゃんと自分で選択してあげるのはめちゃくちゃ大事だなと思っています。特にSNSは。なんとなく開いて、なんとなく見たくない人の情報を見ているというのはやめたほうがいいと思います。Instagramも、フォローを減らすだけで、こんなに世界が変わるんだ!という感じになりますよ。

もっと言うと、スマホを止めるのも1つの手段だと思います。自分の志を探すとき、それは自分の心にあると思っていて、外部と話し合う必要はないと思っています。参考にして、照らし合わせることはあっても、本当に自分の心と会話したいときは、新聞もテレビも、家族の会話も全てをシャットアウトして、1日こもって考えたりします。それくらい、情報ってたくさん入ってくるんです。それをどうやってカスタマイズしてあげるか、どうやって選択集中してあげるかは

ちゃんとやってあげたほうがいいし、それだけで、結構人生変わると思います。

 

 

自分らしさを貫くこと。

―人と接する時に気をつけていることはありますか?

「自分らしくいること」をとても大事にしていて、私はもともとプライドが高いので、自分を高く見せようとするのがすごくあったんです。でも、それで得したことなかったなというのが今の反省で。今は、高く見せずになんでも話すようにしています。自分らしくいる、自分の本音を言う、というのを心がけているかなと思います。

―自分のしたいことを実現していくと、周りや社会が求めていることと違うことがあると思うのですが、その中で頑張るために大事なこと何ですか?

自分の志に反して、今の自営業スタイルではないTHE・起業家をなんとなく目指してしまっていたときは、めちゃくちゃ他人のニーズを考えていました。じゃないと商品売れないでしょ?と思っていたんです。すると、自分の志から遠いところでめっちゃ売上が上がるんです。

例えば今も、ハモンのメインサービス以外に、人材育成の仕事などもしています。これは結構収益上がります、他人のニーズを考えるとこちらが求められているのかもしれないですね。しかし結果、人材育成のことだけをやっていると、自分の志は全然実現されない、本末転倒だなと思っていて。

その経験から、自分の志は最重要項目だな、と感じるようになりました。それが他人のニーズとずれていることってよくあるんですよね。理想と現実の違いというか。そういうときは、理想を追いかけることをめちゃくちゃおすすめしていて。ただ、その時に現実的に収入を得る手段を整えてあげる。たとえば1週間のうち1日はこれをやる、とかをちゃんと決めてあげる。そして、自分の軸を見失わずに、自分のやりたいことを追いかけていくというのがとても大事だと思っています。

本当にそのジレンマは、全ビジネスマンが思っているのかもしれないってくらい私もめちゃくちゃ直面した課題だったのですが、私のやり方は、自分の志を一番にすること。これを貫いていると、周りに面白がってくれる人がちょっとずつ増えていきます。私の事業も、最初は「何それ、儲かるの?」という感じだったのですが、ちょっとずつ仲間が増えてきたんです。「これいいね」って。そうしたら、自分の志を貫いていたからこそ仲間ができて、それによってちょっとずつサービスが成長して、それによって見つけてくれる人が増えて、ちょっとずつ売上が上がり始めた、という感じなので。最初に継続するための仕組みを作ってあげて、あとは自分の志を貫く、というのがオススメです。

 

▶︎おくりもの写真展公式HP
https://photo.hamorn.com/

▶︎ハモン公式HP
https://hamorn.com/

 

〜おわり〜

▶︎講演動画はこちらから!

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